途中の民家にはさすがにソーラー発電用のパネルを載せた家も多く、自然エネルギーによるエネルギー自給率を上げているお国柄が伺えました。また、あまり送電線の鉄塔というのも少なく、あってもみんな形がバラバラなのも地産地消の現れでしょうか。
ミラベル庭園からザルツァッハ川を渡り(ここの橋には世界中のここを訪れたカップルが記念にフェンスに鍵をかけるといい、まさに「鍵だらけの」フェンスに)旧市街地に入り、ホーエンザルツブルク城のふもとの旧市街地を見物。お土産のゲットに忙しい方々もいらしたが、こちらはとにかく見られるものを見ようということで、片っ端から街中を歩いていましたが、そのうちお土産屋さんに目が。娘はお土産にとこの時期にドイツやオーストリアで作られるケーキ(保存が効くといいますが、これが重い!1キロはあるでしょうか)を5,6個も買っていました。私はオーストリアらしい国旗の入ったキャップ(モーツァルトの生家でも買って=キャップコレクタ?)を購入(結構安い)し、その他諸々のものを家族へと購入。
昼食後バスを東に走らせて、ザルツブルクの塩を産出してきたハルシュタット湖に到着しました。
ハルシュタットはケルト文明の地として発達してきた歴史をもち、ドナウ川、ライン川の流域に広がった初期鉄器文明にあたる第一次ケルト文明はハルシュタット文明と呼ばれています。97年世界遺産に登録され、湖面に映る街並みと山々の美しさで有名。この地方名「ザルツカンマーグート」の真珠とも言われているそうです。
町に戻って散策しましたが、すでに冬期間の休業に入っているので、開いているお土産屋さんも少なかったのですが、岩塩を売るお店では私たちが日本の塩の道の最終地点の地から来たことを伝えると、なんとなく分かってくれたような?感じ。食用の岩塩や入浴用の岩塩などを購入してみました。
ハルシュタット塩坑は世界一古くしかも現在も操業しているというからで驚きであるが、すでに冬期のため入坑時間も過ぎているので入らず。
ここから290キロ離れたウィーンへのバスの旅。
ウィーンではホテルは二手に分かれて宿泊となるので、バスが2箇所にとまりそれぞれ下車することになりました。
私たちはリング沿いでウィーン大学のすぐ近くのホテルドゥフランスに泊まることにしました。事前にネットで調べておいたのですが、ヨーロッパの伝統ホテルは初めてですが、1872年創業でブルックナーがいくつもの名曲を生み出したホテルだそうです。それまで、シャワーのお湯が出ないことやTVが映らないなどのよくあるアクシデントがありましたが、ウィーンでは自由時間があるのでしっかりと歩いて見たいので市内中心部に泊まって安心なホテルにしたかったのです。他の一行はシェーンブルン宮殿のある方面で少し市街地から離れたところだったそうですが、そこから見える宮殿はどうだったのでしょうか。
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